Forex Software EA Studio 使い方

Forex Software Expert Advisor Studioは、MT4/5のEAを自動的に作ってくれるクラウド サービスです。Forex Software Expert Advisor Studioは、EAのストラテジー(テクニカル指標を組み合わせた売買ルール)を自動的に作ってくれます。

この記事は、Forex Software EA Studioの英文ガイドを見ながら実際に操作して理解したことを掲載しています。

長文です。実際に使うと細かい設定の箇所もいじるようになり、追記を繰り返すうちに文章が多くなりました。初めての人は、まとまった時間を作り無料お試しを活用して使ってみてください。再訪問の人は、目次をクリックして目的の項目にジャンプしてください。

追記

Forex Software(Expert Advisor Studio 開発販売会社)から筆者宛にシステムの日本語化お願いが来て翻訳しました。現在は、HOME画面のLanguageで日本語に変更できます。

この記事は、翻訳前に作成したので英語がベースです。

EA Studio 無料お試し登録

Forex Software EA Studioは、有料です。はじめは、無料お試し版(機能制限なし)を使い良かったら購入するのが良いと思います。

Forex Software EA Studio 無料お試し版の申し込みは、下記をクリックします。
EA Studio 公式無料お試しページを表示

画面の右側にあるLoginボックの下、Start Trial ボタンをクリックすます。

メールアドレス等を入力して申し込むと、すぐにメールが届きます。
Loginパスワードは、このメールに書かれています。

Login

下記をクリックし、右側のLoginボックスからログインします。

Expert Advisor Studio ページを表示

EA Studio ユーザーズ ガイド(英語)

Forex Software EA Studio ユーザーズ ガイドは、英語です。日本語版は、ありませんがGoogle翻訳で日本語にできます。
EA Studio ユーザーズ ガイド(英語)を表示

この記事は、Forex Software EA Studioユーザーズガイド(英語)を読み、実際に操作した内容を書き留めました。初めは、以下の操作手順を読みながら実際に操作してみてください。その後、詳しく知りたい箇所をForex Software EA Studioユーザーズガイド(英語)で理解すると、早くスムーズに進めます。

ここからは、はじめてForex Software EA Studio使う場合の操作手順です。

上部メニュー Tool>Settings

とても重要な事項です。必ず設定します。
はじめに1回設定すれば、設定内容が保存されますので以降設置不要です。

口座通貨、初期証拠金、レバレッジを設定

Account settings

Forex Software EA Studioを開き、上部メニューTool>Account settings項目のAccount currency(口座通貨)、Initial account(初期証拠金)、Leverage(レバレッジ)を設定します。

金曜日にポジションをクローズする等の設定

Trading session

Trading session(推奨00:00-24:00|取引時間を限定する場合に使います。)
Sunday
00:00 – 24:00
Monday – Thursday
00:00 – 24:00
Friday
00:00 – 24:00
レ Do not trade on Sunday(推奨レ点あり|日曜は取引しない設定です。)
_ Close at the end of the session(推奨レ点なし|ポジションを保有したまま毎日早朝を越さない設定です。)
レ Close at Friday close(推奨レ点あり|ポジションを保有したまま土日を越さない設定です。)

上部メニュー Tool>Acceptance Criteria

最少売買回数の設定

Common Acceptance Criteria

Complete backtest
Minimum count of trades(最少売買回数)
初期値は、100です。

利益の金額を増やすには、取引量が必要です。Lots0.01(証拠金5,000円~1万円)でT/P 50pipsだと1回、約500円の利益です。この取引回数は、S/L,T/Pの設定とも関連しますので、調整していく設定項目です。

その他の設定は、お好みです。初期値でもOKです。

設定情報アーカイブ

セッティング情報は、保存と読み込みが可能です。

筆者自分用のエクスポートファイルのダウンロード
インポート方法 Tools > Settings > Settings management > Important settings

MT4ヒストリカルデーターの取り込み

Forex Software EA Studioのユーザーズ ガイドでは、MT4のチャートからヒストリカルデーターを取得します。とても簡単な方法ですし、後日最新に更新するのも簡単です。しかしヒストリカルデーターの品質が低いです。

はじめのお試しなので短時間で行いたい人、ヒストリカルデーターの品質が低くても気にならない人は、「MT4のチャートからヒストリカルデーターを取得」項目に進んでください。

高品質のヒストリカルデーターを使いたい人は、「Tickstoryでヒストリカルデーターを作る」項目に進んでください。

MT4のチャートからヒストリカルデーターを取得

MT4チャート表示の最大バー数を設定

MT4>ツール>オプション>チャート>ヒストリー内のバー最大数を20万以上(200,000バー以上)に設定。

MT4のチャート表示で過去レートを保存

EAを作りたい通貨ペアのチャートをMT4で表示します。表示した期間がMT4に自動保存されます。チャートを過去にスクロールします。15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足を表示します。

1分足と5分足は、EA Studioの仕様上(ローソク足は最大で20万本分)から不要です。
1分足と5分足は、上級者がスキャルピング系EAを作成したい場合に使います。

※EA作成したい通貨ペアのチャートを表示
※チャート自動スクロールOFF
※キーボードPageUp押しチャートを過去にスクロール
※表示できた期間のレートがMT4に自動保存されます。

Tickstoryでヒストリカルデーターを作る

データー品質が高い方法です。その分、手間もかかりますが本格的に使う人は、こちらの方法をおすすめします。

こちらの記事で、Tickstoryを使った精度の高いヒストリカルデーターの取得方法を紹介しています。

Tickstoryで作成したヒストリカルデーター(1分足CSVファイル)です。

USDJPY_M1_20030505-20190906_CSV

ダウンロード>解凍>MT4にインポートで使えます。

 

EA Studio ヒストリカルデーター取り込み制限、最大20万本

Forex Software EA Studioにヒストリカルデーターをアップロードするのですが、このときForex Software EA Studioが受け取れるヒストリカルデーターに制限があります。
ローソク足が最大で20万本(200,000バー)分です。

ヒストリカルデーターは、ひとつの通貨ペア、ひとつの時間軸でひとつのファイルとなります。このひとつのファイルに入っている4本値(始値、高値、安値、終値)の行数が最大で20万となります。

20万本分の期間は、時間軸により異なります。20万本分の各時間軸の期間は以下の通りです。

表:時間軸別の20万本分の期間

時間軸 期間
1分足 約6ヶ月
5分足 約2年9ヶ月
15分足 約8年3ヶ月
30分足 約16年6ヶ月
1時間足 約33年0ヶ月
4時間足 約132年
日足 約760年

Tickstory(デューカスコピー)のヒストリカルデーターは、2003年5月5日からです。30分足だと20万本で約16年6ヶ月(2003年5月から2019年11月)となり20万本を最も使用する時間軸となります。

Forex Software EA Studioの性質を想定すると、Tickstoryで2003年5月4日からのヒストリカルデーターを作り30分足を中心に検証がよいでしょう。

MT4チャートレートをjson形式で出力するスクリプト実行

MT4に取り込まれているレートをjson形式で出力します。
以下のスクリプトをMT4にセットし実行します。

入手場所は、EA Studio上部メニューのDataをクリック。
Use these scripts to export data files from your MetaTrader:
MetaTrader 4: EA Studio Data Export.mq4
MetaTrader 5: EA Studio Data Export.mq5

自分用アーカイブ
MetaTrader 4: EA Studio Data Export.mq4
MetaTrader 5: EA Studio Data Export.mq5

パラメーターの内容

MT4でスクリプト実行したとき、パラメーターを変更してください。

バーの数: 200000
スプレッド: pointです。スプレッドが0.5銭なら5と入力します。
手数料: スプレッドと別に手数料があるFX会社なら入力します。

Forex Software EA Studioにレートをアップロード

Forex Software EA Studioにヒストリカルデーターをアップロードします。

MT4からフォルダを開く

MT4>データフォルダを開く>MQL4>Files フォルダーを開きます。
ここにjson形式のファイルが複数あります。これをForex Software EA Studioにアップロードします。

Forex Software EA Studioにアップロードする方法

EA Studio画面の上部メニューDataをクリックします。

MT4>データフォルダを開く>MQL4>Files フォルダー内のjson形式ファイルをDrop_zoneの下枠(Drop files here or click to upload)にドラッグアンドドロップします。

ファイルは、まとめてアップロードできます。アップロードが終わったら初期の設定は終わりです。

Generator 自動でEAを作成

Forex Software EA Studio 上部メニュー Generator をクリック。

1. Historical data

Data source、Symbol、Periodを設定します。
初めは、D1からH4、H1、M30、M15の順に実行し違いを確認すると良いです。

2. Strategy properties

Entry lots(注文量)
0.01(1000通貨単位)、0.1(1万通貨単位)で入力します。
このEntry lotsに対する初期証拠金の目安(若干余裕の資金)は、
国内FX:Lots0.01 = 1万円 (Lots0.1 = 10万円)
海外FX:Lots0.01 = 5,000円 (Lots0.1 = 5万円)

Stop Loss(損切り)
Always use 常に使用します。(推奨)
May use 使用する場合と使用しない場合があります。
Do not use 使いません。

Type ストップロスの種類
ストップロスは、Trailing、 Fixed(一定)、Fixed or Trailingから選択します。
推奨 Fixed or Trailing

Min (pips) 10
Max (pips) 100
ここは投資戦略方針に依存し変化する値です。
Period(D1、H4、H1、M30、M15)によっても変わります。
記載は、初めのお試し値です。

Take Profit
Always use 常に使用します。(推奨)
May use 使用する場合と使用しない場合があります。
Do not use 使いません。

Min (pips) 10
Max (pips) 100
ここは投資戦略方針に依存し変化する値です。
Period(D1、H4、H1、M30、M15)によっても変わります。
記載は、初めのお試し値です。

Stop LossとTake Profitの値

この表は、初めに設定したSLとTPの値です。その結果を見てさらなる改良へと進みました。参考にどうぞ。

SL pips TP pips
min max min max
H4 20 60 20 80
H1 15 40 15 60
M30 10 30 10 40
M15 5 20 5 20

3. Generator settings

Working minutes

ジェネレータの実行時間(分)です。
1回目は、5分くらいで行い確認します。
本格的には、1440分(24時間)などにします。すると超多数のストラテジーが自動生成されます。

Search best

上部メニューのCollectionに作成されたストラテジーのTop100(一覧)が表示されます。この一覧の並び順を設定するのがSearch bestです。

Net Balance と System Quality Numberが最適と、開発会社のPopovは主観的好みとしてフォーラムに投稿しています。筆者は、System Quality Number と Return/drawdownがおすすめです。

Net balance

口座残高の損益です。開始時の資金と終了時の資金を比較し利益が多い順です。

System Quality Number

取引を総合的に見て善し悪しを算出しています。

System Quality Numberについて詳しく知りたい人は、以下をご覧ください。
Big Mike’s Trading Blog Van TharpのMax ExpectancyとVan TharpのSystem Quality Number(SQN)
公式フォーラム System Quality Number

Return/drawdown

リターン/ドローダウンは、確定利益を最大ドローダウンで割った値です。
Return/drawdown = Return ÷ drawdown

例えば、利益が400ドルで最大ドローダウンが200ドルならReturn/drawdown(リターン÷ドローダウン)は、2.0です。

参考 Return Over Maximum Drawdown (RoMaD)

Balance line stability

損益線が直線に近い右肩上がり(計算は相関)を上位に表示します。

損益の折れ線グラフの視点と終点に直線を引き、この直線と損益折れ線の相関を算出して直線と相関関係が高い損益折れ線を上位に表示します。

Balance line stabilityは、3つのステップで計算されます。

1.初期バランスと最終バランスの間の仮想直線を計算します。「理想的な」安定性を表します。
2.バランス曲線と仮想線の間の相関を見つけます。(0~1の数値。1は完全なオーバーラップ)
3.相関の代表的な部分をスケーリングします。スケーリング式 stability = 3 * (100 * correlation – 66.66)

その後、値は丸められ、0から100で表示します。

詳しくは、こちらのBalance line stabilityに関するコミュニティフォーラムの投稿をご覧ください。

R-squared

損益線が直線に近い右肩上がり(計算はR2乗)を上位に表示します。

R-squared(R2乗)は、基本的にエクイティ トレンド ラインとしての回帰線です。
したがって、R2乗の数が多いほど回帰直線に近くなるため、より良いエクイティラインが得られます。

Stagnation

不明。調べたい人は、公式フォーラム内を検索してみてください。
下記の1行をGoogle検索フィールドにコピペすると公式フォーラム内のStagnationが検索できます。
site:https://forexsb.com/forum/ Stagnation

Out of Sample

30% OOS(基準)
OOSは、ヒストリカル データの最初の70%を使用して戦略を設計し、その後データの残りの30%を使用して戦略を交換します。

Use the common Acceptance Criteria

チェック入れます。(推奨)
青色文字をクリックし表示された画面よりさらなう条件を設定します。

Generate strategies with Preset Indicators

チェックしません。(推奨)
テクニカル指標を固定する時に使います。

Generator Start

Startをクリック。

Startボタン右側のProgressが100 %になれば終了です。

終了したら、時間軸を変更し再度Startをクリックします。

全ての時間軸が終わったらCollectionに移動します。

上部メニューCollection

GeneratorのProgressが100 %になり終了したら次は、上部メニューのCollectionをクリックします。Collectionには、Generator で作成したストラテジーの上位100個が保存されています。

Collection画面の上部にあるRefreshボタンをクリックします。これで新しいものが上部に表示されます。

MT4に自動作成されたEAを保存

MT4を起動します。
MT4>データフォルダを開く>MQL4>Files フォルダーを開きます。
フォルダーのディレクトリーをコピーします。

EA StudioのCollection画面にて、上位ストラテジーの雲マークをクリックします。

MT4 EAの保存先画面で、先ほどコピーしたMQL4>Files フォルダーの場所を指定し保存します。
何個でもMT4 EAが保存できます。

MT4を再起動します。
作成したMT4 EAをストラテジーテスターでテストしてみてください。

基本的な操作方法は、以上で終了です。
次は、作成したMT4 EAを強くする方法を紹介します。

Correlation Analysis(相関分析)

コレクションには、非常によく似たストラテジーが作成されることがあります。取引では、リスク分散が必要です。そのため似たストラテジーは、好ましくありません。

Correlation Analysis(相関分析)は、コレクション内にあるストラテジー同士を比較し関係の強弱を測ります。そして類似しているストラテジーを除外します。

Correlation Analysis(相関分析)は、係数を使用します。
係数は、0〜1の値に設定します。(デフォルト 0.98 | 推奨 0.90~0.99)

係数を小さい値(例0.56)にすると類似したストラテジーが増えます。
係数を大きい値(例0.96)にすると類似したストラテジーが減ります。

Correlation Analysis(相関分析)の係数は、Tools(ツール) > Settings(設定) > Correlation Analysis(相関分)で設定します。

相関分析オプションは、自動と手動の2つのモードで使用できます。

Correlation Analysis(相関分)手動操作

手動操作の場合、相関の自動解決を無効にしてください。
無効にするには、Collection画面左側のCorrelation analysis項目にあるResolve correlations automatically.のチェックを外します。

プログラムは、選択した並べ替え順序を使用します。戦略の相関グループの最初の戦略はマークされません。ただし、次の相関戦略はすべて赤いバーでマークされます。相関関係 の解決ボタンは、EA Studioがコレクション内の相関戦略を見つけると緑色になります。ボタンをクリックすると、相関「重複」が削除され、レコードの並べ替えの選択に応じて、最適な戦略のみが残されます。

Correlation Analysis(相関分)自動の係数設定

Correlation Analysis(相関分析)の自動設定は、Tools(ツール) > Settings(設定) > Correlation Analysis(相関分)で設定します。

Correlation analysis threshold
相関分析係数(しきい値)
[ 0.98 ](デフォルト 0.98 | 推奨 0.90~0.99)

レ Detect balance lines correlation
バランスラインの相関を検出

レ Detect strategies with similar trading rules
同様の取引ルールを持つ戦略を検出する

※2つ両方にチェックすると、同様のストラテジーをより厳しく除外できます。

Correlation Analysisに関する公式フォーラム

上部メニュー Strategy

上部メニューStrategyをクリックします。
Strategyには、作成したストラテジーを強くする機能があります。

Editor(エディター)

エディターでは、ジェネレーターによって作成されたストラテジーを確認および編集できます。新しいストラテジーを手動で作成することもできます。

Optimizer(オプティマイザー)

オプティマイザーは、現在のストラテジーのパラメーターを最適化し、より優れたパラメーターにします。

問題は、この方法でストラテジーを最適化すると、過剰に最適化してしまうリスクがあることです。したがって、堅牢性ツールを使用して、ストラテジーの有効性をテストする必要があります。

重要
オプティマイザーでは、常に有益な戦略のみを最適化してください。
負け戦略を最適化するのは悪い考えです。オプティマイザーは、取引を少なくすることでストラテジーを修正しようとしますが、その結果、失われるお金は少なくなりますが、これはストラテジーの収益性を高めません。

設定値を調整してからOptimizer ▶Start をクリックします。

Parameters(パラメーター)

戦略パラメーター

[Parameters]タブでは、ストラテジーを最適化するパラメーターを変更できます。
パラメーターの範囲(最小値、最大値、刻み値)を指定できます。

最適化したい項目の左側チェックボックスにレ点を付けます。レ点が付いた項目が最適化されます。

Settings(設定)

オプティマイザー設定

Optimize Stop Loss and Take Profit
S/LとT/Pのパラメーター値を最適化

Optimize Preset Indicators
インジケーターのパラメーター値を最適化

Use the Optimizer’s Acceptance Criteria
この最適化ページの合格基準を使用します。

Use the common Acceptance Criteria
共通の合格基準が使われます。

Add the optimized strategies to the Collection
最適化された戦略をコレクションに追加する。

Acceptance Criteria(合格基準)

Acceptance Criteria(合格基準)は、オプティマイザー(最適化)固有の合格基準です。この基準は、Reactor(リアクター)で使用できます。

Complete backtest
完全なバックテスト

In Sample (training) part
サンプル(トレーニング)パート

Out of Sample (trading) part
サンプル(取引)部分

+Add acceptance criteria 受け入れ基準の追加
Minimum net profit 最小利益
Minimum count of trades 最小取引回数

Walk Forward(ウォークフォワード)

ウォークフォワード分析は、ストラテジーの堅牢性を検証し、カーブフィッティングによる損失を未然に防ぐ手法です。ウォークフォワードは、バックテスト期間を複数に分割し、分割した各ステージでバックテストを実行します。

ウォークフォワード効率 = フォワードテスト期間の年率損益 ÷ バックテスト期間の年率損益 × 100(%)
この値が50~60%あれば、堅牢なトレードストラテジーだとのこと。

アルゴリズム トレーダーは、このような分析を使い過度に最適化されたパラメーターを削減します。ウォークフォワード分析は、「アルゴリズムトレーディング入門(ロバート・パルド著、パンローリング社)」で紹介されています。

Settings(設定)

Settings(設定)

Segments(セグメント)
バックテスト期間を何等分するかです。例えばバックテスト期間が8年間分あるなら8を設定すると1年ごとになります。

Out of Sample(最適化の対象外にする期間)
最適化の対象外にする期間を率で設定します。例えば30%に設定すると、70%の期間を使いパラメーターの最適化が行われ、残りの30%を使い擬似的なフォワードテストが行われます。

Numeric values range
最適化の数値範囲です。初期のパラメーターから指定した比率の範囲で再度最適化が行われます。

Search best
善し悪しの基準です。

Optimize Stop Loss and Take Profit
S/LとT/Pのパラメーターを最適化します。

Optimize Preset Indicators
インジケーターのパラメーターを最適化します。

Walk Forward ▶Start

オプティマイザーを実行してからウォークフォワードを実行(Start)してください。

Walk Forward ▶Start をクリックします。

Equity chart(折れ線グラフ)の上のテキストリンクをクリックし切り替えます。

Equity chart(折れ線グラフ)タブ

Equityとは、有効証拠金 (Account Balance + Floating profit/loss of the open trades)です。

折れ線グラフ

画面の折れ線グラフは、過去のレートを複数に分割し、分割した各ステージのバックテスト結果のEquity(有効証拠金)です。線が上昇するほど利益が多いことになります。

Out of Sample Net profit

画面の右側、Out of Sample Net profitは、過去のレートを複数に分割し、分割した各ステージのバックテスト結果の利益です。

  • Original
    元々のパラメーターのバックテスト結果です。
  • After Optimization
    分割した各ステージで都度パラメーターを最適化したときのバックテスト結果です。
  • Gain
    OriginalからAfter Optimizationを引いた値です。Gainは、差額でありGainがマイナスだから悪いわけではありません。

ストラテジーのパラメーターは、ある程度の期間が経過したら再度調整するべきです。数年間、同じパラメーターでEAを実行し続けることは実際には行わないでしょう。このウォークフォワード分析は、パラメーターを最適化し直す機能が付いています。

Full backtest validation

バックテストの検証評価です。Valid(有効)は緑色、No(無効)は赤色になります。

  • Common Acceptance Criteria
    Valid(有効 緑色)なら、一般的な評価基準を満たしています。
  • Is strategy better
    Valid(有効 緑色)なら、優れたストラテジーです。

Common Acceptance CriteriaとIs strategy betterの両方がValid(有効 緑色)ならPortfolioに追加しましょう。

Statistics(統計)タブ

開始日、終了日、利益、リターン/ dd、トレード、sqn、勝ち/負けなどとして、テストされたセグメントと最も関連するメトリックの結果を分析できます。

Parameters(パラメーター)タブ

Strategy parameters by segments(セグメント別の戦略パラメーター)

各セグメントのインジケータの数値が表示されます。

Full backtest with last parameters(最後のパラメーターを使用した完全なバックテスト)

すべてのセグメントでウォークフォワードの準備ができると、完全なデータシリーズと最後のセグメントの最後のパラメーターに対するバックテストを計算します。結果のエクイティ/バランスラインとバックテストの統計が表示されます。

Edit button(編集ボタン)

使用するときは、現在の戦略をWalk Forwardモジュールからエディターにコピーします。最後に最適化されたパラメーターを使用してEAをエクスポートする場合に便利です。

「編集」ボタンは、次の場合に「緑色」に色付けされます。

・完全なバックテストは、一般受入基準を満たしています。
・「最適な検索」オプションに従って、新しい戦略は元の戦略よりも「優れています」。
・すべてのセグメントは、ウォークフォワードの検証ルールに従って有効です。

Settings(設定)タブ

分析の入力を次のように変更します。セグメント数、サンプル外、数値範囲、最適化目標。

Validation(検証)タブ

各セグメントにパフォーマンスメトリックを適用して、戦略の成功を検証します。
Walk Forwardの結果が良かったか悪かったかが一目でわかります。

参照

 

Monte Carlo(モンテカルロ)

モンテカルロは、ストラテジーの堅牢性をテストするためのツールです。
モンテカルロツールの目的は、ストラテジーが過剰に最適化されていないことを確認することです。
ストラテジーを作成すると、そのバックテスト統計が表示されます。ただし、問題があります。ストラテジーが過剰に最適化されている可能性があります(曲線適合)。
このツールを使用すると、通貨ペアの為替レート、ストラテジーの実行、およびストラテジー指標の数値パラメーターにランダムな変更を適用します。
「ノイズ」を入れストラテジーを実行することで、ストラテジーの堅牢性をテストします。
ストラテジーとその環境にわずかな変更を加えても、ストラテジーが引き続き利益を上げている場合、これはストラテジーが実際の市場で利益を上げる可能性が高いことを意味します。
一方で、あなたが若干の変更を加えてストラテジーの利益が崩れた場合、それはこのストラテジーが過剰に最適化されていることを意味します。

Multi Market(マルチ マーケット)

さまざまな市場でストラテジーをテストします。
ストラテジーは、そのほかの市場(通貨ペア)よりも、作成基準とした市場(通貨ペア)の方が、より堅牢である必要があると考えています。

Report(レポート)

レポートツールでは、バックテストでストラテジーが行った各取引に関するすべての情報を確認できます。

OOS Monitor(OOSモニター)

ストラテジーのサンプル内およびサンプル外の動作のバックテストの概要を確認できます。

上部メニュー Reactor

Reactorは、generating(ストラテジーの生成), optimizing(最適化), validation(検証)の作業を自動的に連続して実行できる機能です。

重要
Reactorを実施する前に、このページで紹介している一連作業を理解してください。
generating(ストラテジーの生成), optimizing(最適化)などの設定には、開発者側の意思決定要素があり、そこをどうするかは、実際に操作して結果を確認し調整する必要があります。これらが決まり作業がパターン化したら、一連の作業を自動化するのがReactorです。

Reactorの実行は、上部メニュー Generator左の▼をクリックし、プルダウンメニューからReactorをクリックします。

Reactorは、シンプルです。実行する機能にレ点を付けます。

  • Generate new strategies
    1. Historical data
    2. Strategy properties
    3. Generator settings
  • Optimize strategies
    _ Full Data optimization
    レ Walk Forward optimization
  • Perform robustness testing
    _ Walk Forward validation
    _ Monte Carlo validation
    _ Multi Market validation

指定検証に全て合格すると、合格したストラテジーはコレクションに追加されます。

ヒント

次の3つのうち、1つのみを使い(レ点)、その他2つは使わない(レ点なし)にすることをおすすめします。(と公式ガイドに書かれています。)
Full Data optimization
Walk Forward optimization
Walk Forward validation

Generate new strategies

memo
今のところ、このような設定で検証中。
「System Quality Number」or「Return/drawdown」
M15 SL 20-60 TP 40-70

Optimize strategies(戦略を最適化する)

Generatorによって戦略が作成された後、最適化プロセスを適用できます。
この最適化ツールには、メインのジェネレーター設定とは異なる個別の設定を使用します。

Full Data Optimization (全データーの最適化)

ジェネレーターによって作成された有効なストラテジーのパラメーターを最適化します。最適化により多くの場合、エクイティライン(損益線)がきれいな右肩上がりになります。
但し、この最適化によりパラメーターが過剰最適化値になることに注意してください。

Walk Forward optimization (ウォークフォワード最適化)

全バックテスト期間を複数に分割し、分割した各ステージごとに最適化とバックテストを行います。現実的な運用に近いやり方です。
ウォークフォワード最適化の実施後のパラメーターは、全期間での最適化の値が保存されます。
ウォークフォワード最適化の最終ステージ最適化パラメーターに変更するには、個々のストラテジーでウォークフォワード最適化してから編集ボタンをクリックします。

Perform robustness testing(堅牢性テストを実行する)

Walk Forward validation(ウォークフォワード検証)

ウォークフォワード検証は、全バックテスト期間を複数に分割し、分割した各ステージごとにバックテストを実行します。ウォークフォワード検証では、パラメーターの変更が行われません。分割した各ステージのパラメーターは、同じ値でバックテストが行われます。

Monte Carlo Validation(モンテカルロ検証)

ヒストリカルデーターにノイズを入れバックテストを行います。

Multi Market Validation(マルチマーケット検証)

その他の複数の通貨ペアで損益検証します。
設定項目のValidated markets(検証済みの市場)の値が合格基準です。
例えば3と設定すると3つの通貨ペアで利益を出すストラテジーが合格基準になります。

開始

設定が完了したら▶Startをクリックします。

検証ツール

コレクションかポートフォリオのエクスポート ファイル(生成された複数のストラテジー)に再度リアクターを実行できます。

作成済みのストラテジーに改めて合格基準を設けて絞り込めるので便利な機能です。

注意点
時間軸は、ひとつです。コレクションは、ひとつの時間軸で作成しエクスポートしておきます。

上部メニュー ポートフォリオ

ポートフォリオ エキスパートのエクスポートは、アクティブなユーザーに対してのみ有効です。

EA Studioの価格

EA Studioは、2つのライセンス形態があります。
生涯有効ライセンスは、1290ユーロです。
1年間有効ライセンスは、590ユーロです。
この価格差なら生涯有効ライセンスがおすすめです。

購入ページには、Forex Strategy Builder Professionalという製品やEA Studioとのセットもありますが、EA Studio生涯有効ライセンスで十分なEAが開発できます。

PayPalを使い購入ですのでセキュリティも安心できます。

購入は、以下をクリックします。画面を下にスクロールして図のExpert Advisor Studio – lifetime license ( €1290 )のBuy Nowをクリックします。

ツールが、よりよくなるには、研究開発費が必要です。ご自身が良いツール、使い続けたいと思いましたら、購入することで研究開発が継続され機能アップとして自身に戻ってきます。

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