MT4EAエディタ RSI サンプルファイル RSI.mql4

MT4EAエディタ「RSI」サンプルファイル(RSI.mql4)

MT4EAエディタで作成したMT4 EAのソースファイルとMT4EAエディタのロジックファイルを公開しています。
MT4EAエディタを使ったEA開発の参考にお使いください。
MT4EAエディタは有料のEA開発ツールです。販売サイトはこちら。

過去の記事で移動平均線のMT4 EAを3種類とMACDを紹介しました。今回は、RSIのMT4 EAを紹介します。RSIは、MT4標準のテクニカル指標です。チャートに表示すると下側にRSIが表示されます。

図:MT4標準のRSI

RSIとは、買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標の一種です。RSIは、0%から100%の範囲で推移します。RSIのラインが70%を上に超えは買われすぎ、30%を下に割れは売られ過ぎの水準と言われています。

本記事のMT4EAエディタのロジックは、RSIで買われすぎ、売られすぎ判定で売り買いを行います。
MT4ストラテジーテスターで損益シミュレーションができますので事前検証ができます。パラメーターは、ご自身で調整してください。
MT4EAエディタのロジック ファイルとMT4 EAソース ファイルは、ページの一番下にダウンロード リンクがあります。

※本記事へのリンクは歓迎します。複製転載は禁止です。

MT4EAエディタ「RSI」のロジック

代表的なテクニカル指標のひとつである「RSI」を使用した自動売買です。
RSIが30%を下回ったことを確認後(売られすぎ)、RSIが30%を上回ったら、買いの新規注文を行います。
RSIが70%を越えたことを確認後(買われすぎ)、RSIが70%を下回ったら、売りの新規注文を行います。
RSIが30%と70%を越えている状態は、時間軸のバーが3本連続で越えた状態を条件としています。これにより確実性を高めています。

使用テクニカル指標

MT4標準のRSI

新規注文の条件

・買いエントリー条件
RSIの値が、過去3本連続(01,RSI,val_1,1と2と3)、30%未満で、現在値のRSIの値が30%以上になったら新規買い注文を行います。これは、RSIの30%ラインを下から上に抜ける動きです。

・売りエントリー条件
RSIの値が、過去3本連続(01,RSI,val_1,1と2と3)、70%超えで、現在値のRSIの値が70%以下になったら新規売り注文を行います。これは、RSIの70%ラインを上から下に抜ける動きです。

決済注文の条件

・買いポジションのイグジット条件
RSIの値(現在値)が70%を超たら、その時の為替レートで決済注文を行います。

・売りポジションのイグジット条件
RSIの値(現在値)が30%未満になったら、その時の為替レートで決済注文を行います。

MT4 EA パラメーター

[MaxBuyPosition]
買いポジションの最大保有数です。未決済注文の保有可能数を設定します。
「1」を設定した場合は、ひとつの新規注文が決済されたら次の新規注文がされます。

[MaxSellPosition]
売りポジションの最大保有数です。未決済注文の保有可能数を設定します。
「1」を設定した場合は、ひとつの新規注文が決済されたら次の新規注文がされます。

[Lots]
新規注文時の注文量です。0.01 Lots = 1000通貨です。
0.01 Lotsの証拠金(最小額目安)は、レバレッジ25倍の場合、約5,000円です。

[Slippage]
許容するスリッページです。
pipsで設定します。pipsとは、為替レートの単位です。ドル円の場合、5銭が5pipsです。
スリッページとは、注文した為替レートと実際に約定された為替レートの差のことです。相場の変動が大きい場合等は、スリッページが発生する可能性があります。
スリッページ対策として、スリッページの限度幅をpipsで設定します。

[MaxSpread]
許容するスプレッドです。
pipsで設定します。pipsとは、為替レートの単位です。ドル円の場合、5銭が5pipsです。

[Magic]
マジックナンバーです。MT4のEAで使用する注文管理番号です。
MT4のEAを複数稼働させる場合は、マジックナンバーが重複しないよう設定します。

[RSI_Period]
RSI_Periodは、RSIを計算するための期間です。初期値14

その他

・RSIの時間軸
RSIの時間軸は、MT4 EAを実行したチャートと同じになります。MT4のEAを実行しているチャートの時間軸を変更するとEAが停止する場合があります。これは、MT4のオプションで設定変更できます。

・損切り
新規注文したポジションには、損失が増加したときに損失を確定(決済注文)するストップロスが設定されています。

・注文間隔の制限
新規注文が成立後、次の新規注文を実行させない期間(バーの数)が設定されています。これは、新規注文と決済注文が短期間で行われたときに、休止期間を入れる機能です。

MT4EAエディタの記述

MT4EAエディタには、MT4EAエディタで設定したロジックをテキスト形式でコピーする機能があります。これを見ると、MT4EAエディタの設定内容がわかります。

初期ポジション数 0.01

同時最大保有数 買い1 売り 1

両建ての禁止 なし

複利運用 なし

マジックナンバー以外を管理 なし

全通貨を管理 なし

買い条件

 1, ●比較 01,RSI,val_1,3 < 30 であれば

 2,  ●比較 01,RSI,val_1,2 < 30 であれば

 3,   ●比較 01,RSI,val_1,1 < 30 であれば

 4,    ●比較 01,RSI,val_1,0 >= 30 であれば

 5,     <買い注文 初期ロット×1 ストップ:50 注文制限:6 Com:RSI >

 6,     +

 7,    +

 8,   +

 9,  +

10, +

売り条件

11, ●比較 01,RSI,val_1,3 > 70 であれば

12,  ●比較 01,RSI,val_1,2 > 70 であれば

13,   ●比較 01,RSI,val_1,1 > 70 であれば

14,    ●比較 01,RSI,val_1,0 <= 70 であれば

15,     <売り注文 初期ロット×1 ストップ:50 注文制限:6 Com:RSI >

16,     +

17,    +

18,   +

19,  +

20, +

買い決済条件

21, ●比較 01,RSI,val_1,0 > 70 であれば

22,  <買い全決済注文  Com:RSI >

23,  +

24, +

売り決済条件

25, ●比較 01,RSI,val_1,0 < 30 であれば

26,  <売り全決済注文  Com:RSI >

27,  +

28, +

MT4EAエディタのロジック ファイルとそのEAソースファイルをダウンロード

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MT4EAエディタのロジック ファイルをダウンロード

MT4 EAソースファイルをダウンロード

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